龍が次に目を覚ました時、そこは深緑と清水の部屋だった。

「あなたのことは私が必ず治します」

部屋に佇んでいた"看護人"はこちらをまっすぐ見つめそう告げた。

人物

神奈備院の翠の間の上級看護人。少し融通が利かない面があり神様相手でも手厳しい。長く看護人をしており「祓」の達人。白龍に対して何やら深い思い入れがある。

白龍

羽津流の町で100年地主神(とこぬしのかみ)として生きている白い龍。病により神奈備院へ入院した。わがままで偉そうにするが性根は優しく故郷を愛している。

予備知識

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