人が絶滅し妖や神が再び力を取り戻したはるか未来の和の国。
そこで暮らす様々なイキモノたちのお話。
名前のないただの汝鳥。腕が翼なので日常生活に難儀している腹黒いチビ。成長は止まっているが鬼門と同じ年。
女にしか見えない男の人妖。お札の量産と飲酒が趣味で人をこき使うのが得意。過去に鬼一族と争っていた。
拾われの若輩狐。潔癖なこと以外にこだわりがないが一蹴が嫌い。料理の味付けがことごとく薄い。
東領と狐族の現頭領。千鞠に狐憑きにされ妖狐になった経緯をもつ元ヒト族。不愛想な常識人。
実家がイヤで家出してきたお坊ちゃんの龍族。初々は施したお札のせいでめちゃくちゃな台所を使いこなす。
汝鳥族の青年で主を持つ。今まで何度も主を変えている。夜行性で日中はボンヤリしている。
腕の汝鳥族の女性で主を持つ。主からはとても愛されていて逆に鬱陶しく思っている。
「鬼の隠れ里」から鬼門を探してきた混血の鬼。しっかり者の努力家で鬼の力の扱いに優れている。
東領の前頭領で故人。本人も自分が何の種族だったか忘れてしまうくらいとてつもなく長生きしていた。見た目は優しげな美人。
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